有田町はアリタセラ(Arita Será)へ遊びに行く
ここは有田焼の見本市の如く
様々な窯元さんからの焼き物や、カフェレストランが併設されたショップ
そして家具屋さん、ホテルまで併設された複合施設だ
日常使いの工芸品は勿論、人間国宝の美術品に至るまで様々
その中で大注目なのが百田陶園のブランド「1616 / arita japan」
有田焼は美麗で繊細な絵付けが印象的だけど
ここの作品はシンプルで、色んなシーンや用途で多用できるワールドワイドセラミックだ
そして店内は当ブランドのディレクターである柳原照弘さんのデザインによる内装が素晴らしく、陶磁器たちが溶け込んでいるような佇まいだ
だが、注目したのは盆栽である
そこかしこに渋い器に活けられたモミジをはじめとした盆栽たち
なんだこれはと
ついスタッフの方に聞いてみた
どうやら盆栽はなんとオーナーのご家族の方が直々に手入れをされているらしく、いづれもお家のお庭から採取したものみたいだ
なんといっても盆栽の見どころの一つである植物と器の一体感がいい
特に器の感じがたまらない
この土っぽさが残った鉢の雰囲気は只者ではないな
これは有田焼の製作工程の中で出てくるもので、一般には出回らないものらしいが、そのかたのお庭を掘り返すと出てきたらしい
良いものを見せて頂きました
今日のうつわ屋