先月末に続き、今季第2回目の芽切りをする
前回の芽切りは一部分だけを行ったので
あまり切った感が出てない
葉も長くボサボサで、なんか締まりが無いな
秋もそろそろ近づきつつあるので、残りの芽切りもやってしまおうと、いつもの小枝切りハサミをチャキチャキ言わせる
とは言っても長い葉をかき分けて、黒松に手指を刺されながら芽の根元からスパッと水平に切るのは慎重になってしまう
黒松の葉は長くなりがちで、観賞用として盆栽の魅力を引き出すためには、やはり短い葉を維持しなくてはと、生み出されたお手入れ方法は「短葉法」と言うらしい
愛知の盆栽園主である鈴木佐市さんが生み出したこの栽培方法は葉を短くするだけでなく、樹勢や幹の太さや迫力も増す、最強かつ今の黒松育成のスタンダードになったようだ
引き締まった肉体に短髪、ターミネーター2のシュワルツェネッガーのように・・・あってる?
ちなみにこの伸び伸び黒松は六本松のやつ
野生の松は何も手入れしないと、こんなになるんか
そして、今回アタシの黒松は
2度目の目切りの結果、こざっぱりと
スキマ多めの仕上がりになっていた
だが、1度目の目切りした付近からは既に2番芽が登場している
2番目の勢いは黒松の樹勢を活発にさせる原動力になるはず
これから時間をかけてモサモサの黒松に育つよう、祈るばかりである
今回の目切りで落とした葉の重さは。。。35g