島津さん企画展「紫」に行った

薬院にあるGALLERY SHIMAZU

前回「いわくま」で知った島津さんとその企画展を求め行ってきた

薬院は浄水通側、住宅街の中にお菓子屋さんや飲食店が点在する比較的静かな場所にある

ギャラリー内にはすでにわずかな人で埋めつくされるくらい盆栽の気配があふれている

松柏や雑木、盆栽も石づきや西洋に燭台に乗ったもの、どれも奇妙で美しい

今年が盆栽一年生の自分にとっては、とても刺激的な体験になった

少しだけ、島津さんの話も聞けて感動、次回は6月にあるらしい


盆栽は自分を素直な気持ちにさせてくれる

自然界が凝縮されたような空間

余計なことは考えない、ひたすら自分と向き合うことができる

そういった事は普段の暮らしで感じることは難しい

木々や草花と愛でる時間は代え難いし、自分の幸せがどこにあるのかも気付かせてくれる


ここで、今読んでいる本に書かれているテキストを紹介したい

小坂章子さんの著書序文に書かれた彼女自身の「カフェ」ではない「喫茶店」像について

私の場合「喫茶店」は、ひとりで静かに自分と対話できる余白がある自由な空間をさす。何かを発信するわけでも、仲間ができるわけでも、出逢いを求めるわけでもなく、淡々と自分の時間を過ごす。それが許される場所、それが私にとっての喫茶店。

福岡喫茶散歩 より

小坂さんのいう、「喫茶店」はこの企画展を知ったきっかけの「いわくま」だったし、「盆栽」や「山登り」にも共通する自分が今求めているもの繋がっているようで仕方ない

人の幸せはスマートフォンの中にはない

人生の豊かさは自分の心の中にあるのだから

喫茶「いわくま 」と盆栽

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