久しぶりに携帯を紛失した
10数年振りの絶望を味わう
あの頃はスマホなんてなかった時代のパカパカ携帯
端末の中に電話帳は入っていたけど、今みたいにカードや銀行などの金融情報も入っていなかったし、少し携帯がなくなったてそんなに動揺しなかったけど
今回はまずい、スマホがなければ何にもできないんだもの
出張先で呑み歩いたあと、さあ帰るぞとタクシーで駅へ向かう
新幹線のチケットは既に居酒屋で購入したので、あとは駅で発券して乗るだけだ
そこで気づいたね
スマホない、おそらく置いてきたタクシーは既にどこかに消えてしまっている
現金で運賃払って領収書もらってないからどこのタクシーかなんて覚えてないよ
そこで、またふと気づいたね
Apple Watch左手に巻いてる事
これで探せるんじゃないかと
ただ、アタシのやつはセルラーモデルじゃないからこれだけでは通信ができない
しかし近くにWifiスポット発見!急ぎLINEを起動させ、カミさんに連絡、紛失したスマホに電話をしてもらったが全然繋がらないらし・・・が
ここでカミさんから紛失したiPhoneをAppleWatchで探す方法を伝授される
なんとか通信電波は逃すまいと、駅構内の一角に陣取り、名探偵コナンよろしく時計に話しかけながらLINEでのやりとり
よしわかったぞと、早速アップルウォッチのiPhone探索を開始する
時計のみどり色アイコンが探す機能みたいだ
今までLINEの通知と時計機能しか使ってないため
なんだチープカシオの軽量頑丈時計でいいじゃないかと、思っていたが
感動した
まさかこの絶望から救ってくれる機能があったとは
通信環境とiPhoneの電源さえ入っていれば場所と現在地からの距離がでる
それも紛失した端末の音も遠隔で鳴らせる
そうしているうちに、だんだんとその距離が縮まってくる、500m‥200m‥50m‥
しかもすこし遠くから場違いなアラーム音が近づいてくるぞ
そうすると彼方からタクシー運転手さんが爆音のなるスマホを片手にこっちへ向かってくるじゃないか
よかった!
運転手さんはアタシを下ろした駅に舞い戻ってきてくれたようだ
便利な世の中になったものだ、それに加えスマホを握りしめて(車中で充電までしてもらったようだ)飛んできてくれた温かな人情にふれた
これで次にiPhone無くしても大丈夫だな